[Apolipoprotein E allele of demented and non-demented centenarians: complete survey of centenarians in Yamanashi Prefecture].

1994年5月 か ら7月 の期 間 に, 山梨 県 に在 住 した全 て の百歳 以 上 の高齢 者35名 を対 象 とした. 山梨 医科 大 学倫 理委 員長 の承 諾 を得 た上 で対 象 者 を訪 問 した. イ ン フォー ム ドコ ンセ ン トを得 て全例 を調 査 し, 許可 の 得 られ た33名 で遺伝 子解 析 と血 液生 化学 検 査用 に採 血 を行 なった. 調査 で は demographic な要 因 等 に加 えて 痴呆 の評 価 を行 な った. DSMIIIR3)に よ り痴 呆 の有 無 を評 価 し た が, 痴 呆 に該 当 し な い場 合 はHDSR4)の cut off point よ り21点 以 上 あれ ば痴 呆 な し, 20点 以 下 は痴 呆 で はな い認知 機能 障 害 として扱 った. また痴 呆 と判 断 され た例 で は, NINCDS-ADRDA5)を 参 考 に し て基 礎疾 患 を診 断 した. 遺 伝 子 タイ ピング は Saunders らの方 法6)に よ り行 な った. 結 果